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  • 執筆者の写真ラボ こども未来

趣味はDIY、ダムが好き、リフレッシュで8キロ走る。 甲州市議会議員・小林真理子さんってどんな人?!

更新日:2023年4月27日

「人生3度目の選挙で、初めての当選なんです」と笑う、小林真理子さん。小学生の頃、女子副会長に2回立候補して2回とも落選。2017年11月、甲州市議会議員に当選したのは、3度目の正直なのだそうです。


小林さんは、1976年、甲州市塩山上於曽生まれ。「町屋」という地域で、商店街のおじちゃん、おばちゃん達に見守られて育ちました。現在は、その商店街で学習塾「向学舎」を経営しながら、市議として奮闘しています。

 

18人いる甲州市議会議員の中で唯一、どこの会派・政党にも属していない、いわゆる「一人会派」の小林さん。その思いや、市議を目指したきっかけなどをお聞きしました。

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●どんな学生時代でしたか?

・中学校は、優しい先輩がいたので吹奏楽部に入部しました。関東大会に出場するような体育会系の世界があまり好きではなかったけれど、3年間頑張ってオーボエを担当しました。

・高校では家が学校と近かったこともあり毎日ぎりぎりに登校していました。

・海外でライフラインを作りたい!と土木部に進みました。以来ダム好きです。


●どんなことが好きですか?

・DIYが好きです!家具を作ったり、壁紙を貼ったり、ペンキを塗ったり、古い家を補修しながら暮らしています。

・気分転換やリフレッシュとして最近ジョギングにハマっていて、音楽を聴きながら走ると頭がスッキリします。8キロくらい走れるようになり痩せすぎてしまったので、体力作りも兼ねて筋トレも始めました。


●なぜ議員になろうと思ったのですか?

・20年間学習塾をやってきました。「大人になりたくない」「サラリーマンになりたい」という子供たちの七夕の願いや将来の夢に、「どうしちゃったの?」と驚きを隠せない自分がいました。この20年間で塩山駅前の商店街も寂しくなってしまったし「今何かしないと未来の街が廃れてしまう。「何かしなくちゃ」という思いで立候補しました。

・市政が知られていない、という実感があります。市民にわかりやすく市政を届けたい気持ちも強いです。


●立候補を決断するのは難しかったですか?

・一番の困難は家族の説得でした。選挙の現実を良く知る父は、決断を話してから2か月ほど口をきいてもらえませんでした。父は選挙の厳しさをよく知っていました。立候補を受け入れてからは、一番の応援者になってくれました。


●選挙って大変?

・同級生にお願いして手伝ってもらいました。

・選挙は意外とお金がかかりません。供託金の30万円は一定の得票数を得ると戻ってくるし、ポスターや選挙カーなど選挙に必要なものは大体公費が出ます。選挙期間中のお弁当も基本は手弁当。ポスターの写真撮影は地元の写真屋さんで撮る方もいますが、私はブライダルフォトグラファーに撮影を依頼し、編集などはDIYして安く抑えました。


●今の市議会に思うことは何ですか?

・尖っていると叩かれるけれど、強い思いがないと良くなっていかないのではないかな、と感じています。

・次の選挙では17人立てたいです。

・これからの人口減少や市の財政状況を考えると、議員定数はもう少し削減しても良いのではないかと思っています。14人で良いのでは。


●市会議員の醍醐味って?

一人会派ということもあり、出来ることは小さいけれど、調べて声を届けることで変える事ができるということ。議員報酬が年間540万円ほどあることで、市政をよくするために時間を割くことができます。

・市長や副市長の下に直談判に行きやすいこと。

例:児童クラブで倒れそうになっていた倉庫を副市長に直談判し、迅速に撤去しました。


●「かっこいいな」と思う政治家は?

渡部恒三さん。「サラリーマンの政治家になるな。侍になれ。」の言葉を家の壁に貼っています。


●会派に入っていないんですか?

入っていないです。最初はすごく不自由だったけれど、自分の力になりました。


●議会以外の日はどんなことを?

議会以外は塾で日々子供たちに教えています。


●若い人が議員になるってどう思いますか?

・無駄な慣行がなくなり、より合理的な議会に変わる力になると思います。

 

●議員に必要だと思う資質は?

・信念を曲げないこと。

・市の職員とある程度の距離感・緊張感を保つこと。

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「立候補の人数が多くならないと、議会は変わらない」「次の選挙では17人、立候補者を立てたい」。真剣にこれからの展望を語る小林さん。「すごいですね!どのくらい集まっているんですか」と尋ねると、「それが、まだまだなんですよ~(笑)」と、表情を崩す。その場が笑いに包まれました。「一人会派」→「群れを嫌う一匹狼」→「私、失敗しないので」。勝手に想像していたイメージとは違って、気さくで柔らかい雰囲気の方でした。


小林さんのような議員さんが、一人、また一人増えることで、議会も街の未来も変わっていく、そんなワクワクした気持ちになったインタビューでした。

 ぜひ、議会の傍聴、小林さん主宰「甲州塾」などで、小林さんの思いを直接聞いてみてください。


小林真理子さんHP:http://mariko.top/wp/







こども未来ラボ 甲州市市議会議員・小林真理子さんインタビュー




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