「#立候補(予定)者ってどんな人」山梨県議選@峡東(こどもみらいlabo・SSnet)
桐原 正仁
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山梨県政の最重要課題
①山梨県政の最重要課題は何だと思いますか。
山梨県のストックを高付加価値化し、それらを未来の子どもたちに残すこと
②上記の課題を解決するため、
どのような取り組みを行なっていきますか。
自治体の現場で起きているボトルネックの課題を県政にフィードバックし、問題の根源を追及して改善を促し、より洗練されたものにするよう促す活動を行っている。
新しい価値観、新しい視点で生まれてくる県民からの提案要望に対して、既存の制度法律でできることできないことを精査し、できない理由を伝えて終わりではなくできる方法を県民と一緒に考える自治体職員の真摯な取り組みを督励している。
2.子どもが育つ環境について
山梨県の公⽴⼩中学校と⾼校で2021度、不登校の⼦どもは1681⼈で、2020年度より258⼈増えており、⼩中学校は調査を開始して以来過去最⾼となりました。また、山梨県は1・2年生に25人学級を導入していますが、保育士の配置は4・5歳は30人に1人と、国の基準に合わせたままです。
山梨県の子ども達が育つ環境をより良くしていくために、今一番取り組まなければならないことはなんだと思いますか。
山梨県には「やまなし子ども条例」が施行されています。この条例の完全実施を目指し、縦割り排除と創意工夫・財源捻出を徹底することだと考えます。これまで中央集権でやってきて、結果失敗だったのが少子化対策だと思います。思い切って地方に任せることが大事。この分野は、まさに地方分権改革が今こそ必要だと思います。「こども」、「子ども」、「児童」。用語すらばらばらなのが法律、霞が関の実情です。
3.ジェンダー平等について
⼭梨県は「県議会での⼥性議員率全国ワースト1位」であり、「フルタイムの仕事の男⼥賃⾦格差全国40位」、「⼤学進学男⼥格差全国ワースト1位」、「⼭梨県内企業における男性の育児休業取得率4.7%」、男⼥共同参画推進センターの「集約」など、ジェンダー平等が進んでいるとは⾔いがたい状況にあります。
山梨県でジェンダー平等を進めていく際、何が壁となってこのような状況になっていると思いますか。その壁を壊すために必要なことは何だと思いますか。
なかなか進まないジェンダー平等には、様々な要因が複合的に重なっているのだと思います。まず、これまで法制度は整備されてきたと思いますが、まだまだということでしょう。また現実問題として、「意識」の高い、率先してリーダーシップを発揮される女性が出て行き易い「雰囲気」づくり・「環境」づくりも欠かせないものと思います。これも必要不可欠です。
4.今の18歳に本を一冊勧めるとしたらどんな本を紹介しますか。理由も含め教えてください。
①本のタイトル:命の授業
②著者:腰塚勇人
③出版社:ダイヤモンド社
④おすすめの理由
厳しい境遇にあった筆者が、今までの生き方を考え直し、一人では生きられない、人に支えられて生きていることを実感し、多くの人に命、生きるすばらしさを伝えるため、講演活動に自分の人生をかけている筆者の思いをしってもらいたい。本が苦手な人でも短時間で読める本。