top of page
執筆者の写真ラボ こども未来

ワークショップ &参加しての感想!ぴゅあ総合「女性の政治参画応援セミナー」レポートその3

更新日:2021年1月24日

1月経たないうちには完結させようと思っていたのに、 年をまたいでの更新になってしまいました💦


最終回は、第3部のワークショップで出た意見の紹介と、

いつもながらざっくりとしたこども未来ラボ研究の感想です。



<第3部>ワークショップ



4つのグループに分かれ、

それぞれのテーブルにゲストの議員さんが一人ずつ

ファシリテーターとして加わってくださいました。

まずは、記入したワークシートを見せあいながら自己紹介。


【こんな方達が参加】

・横浜市から参加の会社員の方。女性のキャリア開発などに携わる。

・虐待やDVについて活動している方。

・地域医療に携わりながら、不登校・ダブルケアなど発信・行動している方。

・学生の方。(ソーシャルディスタンス&マスクで声が聞き取れず・・・)

・建設業で働きながら、女性防災士の資格を取り、防災減災に取り組んでいる方


などなど

そのあとは、「女性議員を増やすために必要なこと」を、 ポストイットに書き出して、

ホワイトボードに貼りながらテーマごとに分類。

最後に、それぞれのグループが発表しました。


【こんな意見が出ました!】 ・ハードルをなくす ・学習の積み重ね ・ネットワーク ・女性のグループの中に男性も必要 ・そもそも関心が低い ・地域の偏見をなくす

・コミュニティの中に、 どんな能力を持っている人がいるか

・議会の時間を夜にしてみたら? ・自分が正しい知識を持つ

・アンテナを張る、情報を集める

・みんなで考える、仲間づくり

・人を惹きつける、行動力

・主張する勇気 ・疑問の発信

・政治は日常だよと伝える

・子どものうちから地域とともにを増やす

・仕事と議員の両立

・横のつながり、伝える場を増やす

・女性の意見を受け止める場

・すてきな女性をそれぞれが宣伝、立候補者を孤立させない

・女性が世代を超えて支え合う

・女子力という言葉ってなんだろう?


最後に、第一部でお話をしてくださった

伊藤真理さんから、終わりの言葉として・・・ パリテ・アカデミーのミッション ・誰をも排除しない包括性

・お互いの違いを尊重する関係性

・正義の追求

の紹介があり、閉会となりました。


駆け足のレポートでしたが、以上です(^^)




【ざっくりとですが、こども未来ラボ研究員よりセミナーに参加しての感想を✏️】


○まず驚いたのは参加者の年齢層!

 2019年に山梨の女性の政治参画のこれまでを学ぶという講座に参加した時は、

 自分より上の世代の方が圧倒的に多かったのですが。

 今回は同世代の参加も多く(10代の参加もあり)、

 こういう企画をやることで県内で政治に関心のある人達が

 世代を超えてつながれることがわかって期待が膨らみました💓


○ウィルス対策で開催時間や参加人数に制限があり、

 連続講座くらいの内容が2時間のセミナーに凝縮されていたので、

 それぞれの話をじっくり聴く時間がなかったのは残念💦

 かと言って子どもを預けて土日に時間を捻出するのは1回でも大変なので、

 その一回でこれだけの内容を知れたのは良い面もありました!

 2021年は連続講座もあらためて検討とのことなので、

 オンラインでも受講できたり、

 期間を区切ってでもYoutubeで講座の様子が

 聴けたりできたらとてもありがたいです!


○クオータ制度のこと。

 女性の割合を40%など一定の割合に定めるというと、

 実力(?)で当選すべき等反発もあるかもしれません。

 でも、趣旨としては、どちらかの性別に偏らないように、

 片方の性別が○%を下回らないように決めておくということなので、

 女性を優遇するというものではないはず。

(日本では)SF的な世界で考えて・・・

 女性議員が男性議員の数を圧倒的に上回るようになったら、

 男性が不利を感じる社会になってしまうかもしれません。

 今のうちからクオータ制を導入しておこう・・・という言い方もできるかも・・・

 なんて妄想を👀

 誰か、そういうマンガとかドラマとかで

「もしもの世界」を表現してくれたらクオータ制の必要性が伝わるかも?!

 それから年齢でのクオータ制があってもいいのかなとも思いました。

 20〜40代とそれ以上とかで分けて、どちらも○%を下回らないようにとか。


○「女性議会」のこと

 セミナーの少し前に、秋田県湯沢市で女性議会開催というのを

 教えてもらって、いいなーと思っていたところ。

 山梨市の小野さんが議員になったきっかけの一つに、

 女性議会への参加があったことを知り驚きました。

 十数年前までは山梨でも盛んに行われていたそうです。

 山梨は最初からジェンダー平等が進んでいなかったわけではなく、

 むしろ時代を先取りし過ぎて今は後退してしまったということ??

 過去に出来ていたことなら、また復活できる可能性もあるかもしれないですね。


○男性の参加も少ないですがありました。

 帰りに少しお話しできて男女共同参画推進委員をされていて、

 チラシを見て迷ったけど申し込んだとのこと。

 女性にターゲットを絞ることで若い世代にも参加が広がったというのは、

 今回のセミナーのとても良かった部分だと思います。

 一方で、政治のジェンダーギャップ、

 日本と海外の差、山梨と他の地域との差。

 男性だって知ったら「え、そんなに差があるの?!」って思うかもしれません。

 男性が参加しやすい講座も、両方あったらいいですね。

 連続講座の開催が実現したら、

 受講者で「次はこんな企画をしてみたら」という話をするのも面白そうです。


○女性に限らず、いろいろな問題の当事者が政治に参画できることが必要で、

 それが進むことで、様々な困難を抱える人達への支援が進むと思います。

 やっぱり小さい頃からのジェンダー教育だったり、

 自分らしさ、相手を大切にすることを伝えることが

 もっと必要なのかなと感じました。

 多様な人が政治に携わることで、子どもを取り巻く環境が変わっていくし、

 子どもを取り巻く環境が変われば、さらに多様な人が政治に参画できる。

 どうやってそういう流れを後押ししていけるんだろう。

 たくさんアイデアを出し合って、実行に移していきたい。

 もっともっと集まった方達の話を聞きたかった・・・!



3回に渡ってお届けしたレポート、

最後まで読んでくださってありがとうございました!




写真は同じグループだった方からいただいた新聞バッグ。

レオ・レオーニのスイミーの絵がとってもステキです✨





閲覧数:27回0件のコメント

Comments


記事: Blog2_Post
bottom of page