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執筆者の写真ラボ こども未来

「世界性の健康デー」シンポジウムin山梨 参加レポート


2021年12月12日、

こちらのシンポジウムにパネリストとして参加させていただきました!


春先に「セイの話」のリーフレットづくりで

お世話になったNPO法人エンパワメントアフロッキーさんから声をかけていただきました。

当初は9月4日の「世界性の健康デー」に合わせて開催予定でしたが、コロナ禍のため延期になり、この日に無事開催できました。


リーフレットをつくろうと思った経緯や、

どんな思いを込めてつくったか、

など話してきました。




他にもどんなお話があったか、ざっくりとですがレポートします!



女性ヘルスエンパワメントネット代表・伏見正江さん(山梨県立大学名誉教授)から、

このシンポジウムの趣旨、性の健康について、これまでの歴史や世界のトレンド、

日本の現状についてのお話がありました。



助産師で元・CAPスペシャリストの坂上玲子さんからは、

ピア(仲間)カウンセリング支援(若者から若者への性教育)、

子どもへの暴力防止プログラム(CAP)など、

セイの健康教育といってもさまざまなものがあること、

子どもに伝える時に気を助けたいことなど、具体的に教えていただきました。



都留文科大学で性教育サークルSexologyを立ち上げた、

高橋諒さんからは、

Sexologyが目指している「街の保健室」や、

今、学生が置かれている状況などをお聞きしました。 Twitter(https://twitter.com/sexologytsuru)や、

でも情報を発信しています。


続いては、CoPrismの飛嶋一歩さん。 CoPrismは、山梨県甲府市を中心として、

多様な性のあり方について発信し、どんな性を生きる人であっても、

自然体で過ごせる場所を増やしていくことを目的として活動しています。

リーフレットが、カラフルでかわいい!

HPの情報も充実!→https://coprism.jimdofree.com


後日、セイの話のおすすめリストにも情報を寄せていただきました✨




女性の人権サポート・くろーばーさんからは、

妻から夫へのDV被害についてや、

両親の面前DVを受けていた男性が大人になって妻にDVをしてしまう事例。

でも周りのサポートもあり更生プログラムを受けるようになり、

親子で気持ちを伝えあえるようになったという、

リアルな支援のお話をお聞きしました。





主催者でもあるNPO法人エンパワメントアフロッキーの望月理子さんからは、

デートDV予防講座を受講した子どもたちの声、

行動を制限したり孤立させるような暴力の話を子どもたちから多く聞くこと、

デートDVを予防することは、結婚後のDV・虐待防止にもつながること、

などを教えていただきました。


NPO法人エンパワメントアフロッキーのリーフレット↓




その他のいただいた資料↓


駆け足の紹介でしたが、

「性の健康」といっても、

本当にさまざまな視点があることを感じました。


皆さんに直接お会いして、

山梨のここで、こういう方たちが、こんな思いで、こんな取り組みをしているんだ!

点と点がつながっていくことの大切を実感しました。


これからも、個人も団体も、つながりを増やして、

かけ算で「性の健康」についての取り組みが盛り上がり、

具体的に被害件数・相談件数が減ったり、

制度や仕組みがより良く変わっていくことを目指していきたいです。


16時にシンポジウムが終了後、

夫から息子が16:04分韮崎駅発の電車で帰りたがっていると電話があり、

駅の階段を猛ダッシュして、なんとか間に合いました。

もっとパネリストや来場者の方たちと情報交換したかったですが💦

貴重な時間をありがとうございました!!


電車の中や、午前中に出かけたオオムラサキセンターでも、

紙を見ながらシンポジウムで話すことをブツブツつぶやいている、

怪しい私につきあってくれて、息子たちと夫にも感謝です。

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